
こんにちは。管理人のハルコです。
数ある中から遊びに来ていただきありがとうございます。
関西で、小学生と中学生、3人の子どもを育てている母です。
我が家の末っ子は、現在小学生です。
今も発達が遅く、病院と放課後等デイサービスに通っています。
療育を始めた2歳半からの実体験を通して、同じ悩みを抱える方に寄り添いたいと思います。当時の振り返りながらなので、現在とは違うことがあると思います。「こんなこともあるんだ~」と読んでいただけたら幸いです。
【発達ゆっくりさんの時計の読み方】

小1息子が「3時だけ」読める理由と、親ができるサポート
「3時は読めるのに、それ以外は???」
うちの小1息子、
「3時」は読めるんです。
でも、「6時」「9時」になると、もう頭の中「???」
カレンダーも苦手。
毎日「明日は何曜日?学校休み?」と聞かれ、
「今日は水曜日。○○行く日は水曜日。水曜日の次は木曜日。学校あるよ。」
(毎日これ)
幼稚園の頃から変わらない様子に、焦っていました。
もう3年以上このやり取りしています…
子どもにとって「時間」は見えない世界
子どもにとって「時間」ってとても抽象的なものです。
定型発達の子でも難しい。
発達がゆっくりな子にとっては、なおさらです。
●今と後の区別がつきにくい
●順番や流れの理解に時間がかかる
●数字を見て「時計の針とつながらない」

息子もまさにそう!
時計を教えても
「さっき6は6時って言ったやん!30分って何??」と不思議そう。
でもそれって、「わかっていない」というより
「まだ頭の中に時間の地図ができていない」だけなんです。
私が試して「ちょっと効果あった」工夫3つ
① 時間を「見える化」
「今からごはん」「もうすぐお風呂」などを
口で言うだけでなく、目で見てわかる形にしました。
上の子から数えて10年近く愛用。まだまだ現役!
男子の手荒な操作でも壊れてない!
これおしゃれじゃないですか?
これならリビングにも違和感なく置いておける!
自由に書き込めるので助かります。
針を動かすことで“長い針がここまで来たら”を体で覚えられるので、
遊びながら「時間の感覚」が少しずつ育ちました。
② タイマーで「今」を実感させる
「あと5分で終わり!」は全然伝わらない…
「視覚タイマー(残り時間が見えるタイプ)」を使っています。
我が家激押しアイテム!
緑の部分が減っていくので、
「もうこれだけしかない!」と理解しやすいようです。
時計よりも「今と後」の区別ができるようになりました。

③ 曜日・カレンダーは「体感」とセットで覚える
曜日カードを使って、
「月=学校始まり」「水=プール」「土日=パパ休み」
など、体験とセットで関連づけ。
小学校になったら時間割をするので、
自然と覚えるんじゃ!?と期待していました。
が!!!
教科書置いて帰ってくるので、時間割はしませんでした。
ホワイトボード式カレンダー
これオシャレなのに、大きいんです!
しかもホワイトボードなので、自由に何度も書ける!
冷蔵庫に貼って、
「今日はここ!給食○○やったでしょ?
明日はここ!給食は○○やって」と指さすのが
晩御飯つくりの時の習慣になっています。
給食楽しみっ子には、給食基準おすすめです。

「できない」じゃなくて「まだその時期じゃない」
私も最初は不安でした。
でも、ある人に言われた言葉が心に残っています。
「本人が必要としてないから”まだ”なだけで、
興味を持ったらすぐできますよ」
焦らなくても大丈夫。
「できるようになる力」は、ちゃんと中にあります。

まとめ:焦らず、「見える化」で寄り添おう
時計は「体で覚えるもの」
時間の感覚は「経験と成長で育つ」
道具をうまく使って「親子が笑顔になれる工夫」をしてみてください。
ママも子どもも、少しラクになるように。
うちはまだ「3時」しか読めないけれど、
そのうち「4時」も「5時」も読めるようになる。
そんな日を、楽しみに待とうと思います。
我が家でも愛用♡おすすめアイテム
時計も苦手だけど、字も苦手。我が家のやっていること
夏休みまでひらがな読めなかった小1。最近読めるようになりました!
コツコツやっていたこと。
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小学校に無事進学できるか不安でした。学校と話したこと。www.harukonote.jp
※本記事は当時の育児記録や経験をもとに書いています。
同じような悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。
あくまで一個人の体験談ですので、ご注意ください。
お子さんによって状況は異なりますので、専門家への相談もご検討ください。