
【完全ガイド】
発達ゆっくりさんの夏休み
家庭でできるスケジュール例と声かけのコツ
「長い夏休み、どうやって過ごしたらいいの…?」
学校が休みになると、
発達がゆっくりなお子さんとの毎日に
不安を感じる方も多いのではないでしょうか。私もです。
ついダラダラYouTube見てしまったり、
夜更かしして生活リズムが乱れたり、
宿題が進まなかったり…。
夏休みの困った!はたくさんですよね。
でも今年は大丈夫!
今回は、発達ゆっくりさんの夏休みを
平和で心地よく過ごすための
【家庭でできるスケジュール例】と
【声かけのコツ】をご紹介します。
我が家でやっている超かんたん!おうち療育お助けグッズは
こちらの記事で紹介しています♬
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発達ゆっくりさんの夏休み
どんな不安がある?
夏休みに入ると、
こんな不安を感じるママが多いです。
-
ダラダラして生活リズムが崩れる
-
学校と違って“刺激”が少なく、成長が止まる気がする
-
宿題や学習もどう進めたらいいかわからない
「このままでいいのかな?」と悩む気持ち、
すごくよくわかります。
でも、無理に詰め込む必要はありません。
家でも“ゆるっと”できることから始めてみませんか。

家庭でできる
“ゆる療育”の基本3ステップ
① 無理しない「生活の見える化」

タイムスケジュールやごほうびシートを使って、
1日の流れを視覚化してみましょう。
子どもにとって「何をするか」先が見えると、
安心して動けます。
キッチンタイマーのようなタイマーだと、残り時間が小さな子にはわからないので、
「時っ感タイマー」を使っています。
残り時間が緑で表示され、一目でわかるようになっています。
「時計と競争だ!!緑がなくなるまでに一緒に計算しよう!」と言って、遊びの延長線上で宿題ができるようにしています。
ゲームの時間もこれがあれば、自分で管理できるようになりました!
時計の緑がこれだけだから、ここまでゲームしよう!とう見通しがついて、ゲームで喧嘩することが減りました。
時っ感タイマー → 時間の見える化にぴったり!集中タイムと休憩の切り替えがしやすくなります。
② 一緒に取り組む「選べる課題」

お勉強も「やること」ではなく
「一緒にやってみよう」にシフト。
プリントだけでなく、料理やお手伝いなど
日常の中にも学びのチャンスがあります。
正直なところ少し手間ですが、一緒にすることで言葉のやり取りも増えて、子どもも喜んでくれるので、いいことばかり。
また時間のたっぷりある夏休みなので、家族でボードゲームやジェンガをすることも。
療育の現場でも遊びの延長として使われていると聞いたので、我が家でも採用してみました。
詳しい話はこちら
【体験談】遊び感覚の家庭療育で子どもが変わった!おすすめアイテム4選!! - ハルコノート 子育て×副業ブログ|AIで月10万を目指す記録
数の概念を育てるのにもおすすめ!
数字が1つづつ増えていいくという概念が定着していない末っ子。
すごろくって、出た目の数だけ進みますよね?
療育では、すごろくを使って、それを学んでたんです!
子供的には、先生と・みんなとゲームしよー♪という本当に遊びでした。
しかも、電車好きの末っ子に日本地図のすごろくだったので、
もれなく日本地図も覚えつつあるんです。
最初は、単純に出た目だけ進めるすごろくから。
慣れてきたら、ルールがあるすごろくにステップアップするのがおすすめです♪
(シンプルなすごろくは、上の子たちがあんまりだったので、お兄ちゃん作のシンプルなすごろくで遊んでいました。)
ジェンガ・すごろく
→ 遊びながら空間認知力や数字のお勉強に!
年の差兄弟でも一緒に遊べるし、YouTubeばかりになりがちな夏休みに、うれしいアイテムでした。
③ 成長が見える「ほめる・振り返る」

できたことをしっかり認める声かけや、
日記・振り返りシートで“見える成長”を残しましょう。
そんな時におすすめなのが、シール!!
カレンダーにできた日はシールを張っていきました。
シールだらけになる日や全くシールがない日もあって、
それを見て、自分から「やってない!」と騒ぎだして寝る前に慌ててする日もありました。
でも、毎日シールばかりだと飽きるんです・・・
いつもは、よく見るキャラクターのシールを自分で選んで張っていました。
飽きそうだな…って時には、
特別な<レアキャラクター>や<大きいシール><ぷくぷくしたシール>などを出して、やる気を維持しています。
目標シート・ごほうび表
→ できた!を可視化して、達成感をアップ。
たくさんシールの貼ったカレンダーには子どもと親のがんばりが詰まっています。
「こんなに頑張ったね!」とお話してあげてください。
自分の頑張りが見えると自信につながります。
自信がつくと、もうこっちのもの♪
自分でどんどん進んで行ってくれるようになりますよ♪
ポイントは、「短く・楽しく・一緒に」
集中が難しいときは、タイマーやごほうびカードなど目新しいご褒美に頼ってください!
我が家では夏休み、安いアイスクリーム数種類とアイスのコーンを常備しています。
困ったら、「終わったらアイスクリーム屋さんして!一緒に食べよう!」と誘うと上手くいくことが多いです♪
このアイスクリームコーン作戦、実は小さい子だけでなく中学生にも効くんですよ。
少ないアイスでも、コーンさえあれば特別なおやつに早変わり!!
残っているお菓子もトッピングに使えば、立派なアイスクリーム屋さんの完成です。
夏休みに役立つグッズ
&声かけのコツ
役立ちグッズ
時っ感タイマー
→ 時間の見える化にぴったり!集中タイムと休憩の切り替えがしやすくなります。
ジェンガ・すごろく
→ 遊びながら空間認知力や数字のお勉強に!
目標シート・ごほうび表
→ できた!を可視化して、達成感をアップ
声かけのポイント
-
「今どこまでできたね!」
-
「あとちょっとで〇〇だね!」
→ 具体的に認める声かけを -
「苦手だよね」ではなく
→ 「ゲームみたいにやってみよう!」で遊び感覚に -
「ママも一緒にやってみるね」
→ 寄り添う姿勢を忘れずに
無理にやらせるより、
「やってみようかな」と思える空気づくりが大切です。
まとめ|夏休みも、家庭療育のチャンス!
発達がゆっくりなお子さんにとって、
夏休みは【家庭でできる成長の時間】でもあります。
大切なのは「ちゃんとやること」より
「心地よく過ごすこと」。
-
完璧を目指さず、できることを少しずつ
-
スケジュールは柔軟に変えてOK
-
毎日の小さな“できた”を一緒に喜ぶ
この夏、親子でのんびり、
でもちょっぴり成長も感じられる日々になりますように。
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※本記事は当時の育児記録や経験をもとに書いています。同じような悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。あくまで一個人の体験談ですので、ご注意ください。お子さんによって状況は異なりますので、専門家への相談もご検討ください。