【発達の差が気になる方へ】体験談 2歳半・座らない・話さない息子といった園庭開放で感じた発達の差

こんにちは。管理人のハルコです。

関西で、小学生と中学生、3人の子どもを育てている母です。
ちょっぴりポンコツな私ですが、子どもたちに助けられながら、なんとか毎日を送っています。

我が家の末っ子は小学生の今も言葉の発達が遅く、病院と放課後等デイサービスに通っています。発達がゆっくりな我が子の成長を見守る毎日は、不安と喜びが入り混じるもの。療育を始めた2歳半の末っ子の体験を通して、同じ悩みを抱える方に寄り添いたいと思います。子どものペースを尊重しながら歩む日々の記録です。

※本記事は当時の育児記録や経験をもとに書いています。同じような悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。あくまで一個人の体験談ですので、ご注意ください。お子さんによって状況は異なりますので、専門家への相談もご検討ください。

【話さない末っ子2歳半】

園庭開放で感じた発達の違いと不安

2歳半の子どもと一緒に行った幼稚園での成長の気づき

我が家の末っ子は、2歳半。

話す言葉は「パパ」「ママ」くらいで、まだ会話らしい言葉は出てきません。

そんな末っ子と一緒に、今は月に2回、近所の幼稚園の園庭開放に通っています。

来年4月からの入園を目指して、少しでも園の雰囲気に慣れてくれたらと思い、参加を始めました。

園庭開放の内容と様子

みんなとは違う2歳半の子どもの不安

園庭開放は1時間ほど。
前半はお部屋での活動で、お歌や制作、粘土遊びなど。後半は園庭に出て、自由に遊んだり、時には野菜の収穫体験なども行われます。基本的に母子同室なので、私も一緒に過ごしています。

ところが、我が家の末っ子…この「前半」のお部屋での活動が難しいんです。

椅子に座る時間があるのですが、一度も座ったことがありません。
みんながきちんと並んで制作やお歌をしている中、末っ子だけがスタスタとお部屋を探検。時々お絵かきコーナーに戻ってくるものの、すぐにまたどこかへ行ってしまいます。

さらに、上靴を履くのも頑なに拒否。一度も履いてくれたことがありません…。

「えっ…これが2歳児？」と思った瞬間

同じ学年の子たちがたくさん参加しています。
でも、びっくりするくらいみんなちゃんと椅子に座って、静かに制作しているんです！
「えっ！？2歳児ってこんなに落ち着いてたっけ…！？」と、軽く衝撃を受けました。

末っ子のように歩き回ったり、好き勝手に動き回る子は一人もいない…。

もしかしてうちの子、ちょっと成長が遅れてるのかな？こんなに自由で来年から幼稚園やっていけるのかな？
そんな不安が、同じ学年の子ども達を見て実際のものとなりました。

後半の園庭遊びではイキイキ！

でも、後半の園庭遊びになると様子が一変！

後半の外での活動では、みんなと一緒に活動できた！

滑り台やジャングルジム、ブランコなど、遊具で遊ぶ姿はむしろ人並み以上に活発です。体を動かすことが大好きで、運動能力には何の問題もなさそう。

ただし、先生が呼んでもまったく反応しません…。名前を呼ばれても無視。何かに夢中になっているときは、私の声すら届かないこともあります。

「このまま来年、団体行動できるようになるのかな…？」
そう思うと、やっぱり心配になってしまいます。

入園できるのか…？園長先生に相談してみた

10月には新年度の願書提出と面接があります。
あまりにも心配だったので、園長先生に「今の状態でも入園できますか？」と正直に相談してみました。

園長先生からは「10月にまた相談しましょう」と言われ、明確な返答はもらえず…。まだ年齢的に判断が難しいのかもしれません。

 

それでも通い続ける理由

末っ子は室内の活動には参加していませんが、私は月2回の園庭開放に通い続けるつもりです。
幼稚園の雰囲気に慣れてほしいし、少しずつでも椅子に座る練習ができたらいいなと思っています。

ちなみに、末っ子自身は幼稚園に行くのを嫌がる様子はありません。
おそらく、お兄ちゃん（長男）が今通っている幼稚園だから、安心感があるのかもしれません。

おわりに　　「できないこと」にとらわれすぎずに

子育ての不安を乗り越えるには…

できないこと、心配なことが目についてしまいがちですが、
遊びの中で見える「得意なこと」や「好きなこと」も、ちゃんと見てあげたいなと思います。

もう2歳半。まだまだ赤ちゃんです。

焦らず、でも成長を見過ごさずに。
子どものペースに寄り添いながら、少しずつ前に進んでいけたら…そう思っています。