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【療育体験談】2歳半で「パパ・ママ」だけ…発語が遅い子にできる家庭での関わり方

 

こんにちは。管理人のハルコです。

関西で、小学生と中学生、3人の子どもを育てている母です。
ちょっぴりポンコツな私ですが、子どもたちに助けられながら、なんとか毎日を送っています

 

我が家の末っ子は小学生の今も言葉の発達が遅く、病院と放課後等デイサービスに通っています。発達がゆっくりな我が子の成長を見守る毎日は、不安と喜びが入り混じるもの。療育を始めた2歳半の末っ子の体験を通して、同じ悩みを抱える方に寄り添いたいと思います。子どものペースを尊重しながら歩む日々の記録です。

 

※本記事は当時の育児記録や経験をもとに書いています。同じような悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。あくまで一個人の体験談ですので、ご注意ください。お子さんによって状況は異なりますので、専門家への相談もご検討ください。

 

現在の末っ子(小学一年生)の様子はこちら

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前回の記事はこちら

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2歳半、言葉が遅い末っ子が療育に通っています【STさんの勉強会で学んだこと】

 

療育に通っている我が家の末っ子は2歳半。

今のところ話す言葉は「パパ」「ママ」だけです。

 

先日、言語聴覚士(ST)さんの勉強会に参加してきました。

その中で「へぇ〜」と思った内容を、アウトプットしておきます。

 

【1】聞こえのチェック方法は意外と身近にあった!

言葉が遅い場合、「そもそも音がきちんと聞こえていない」こともあるそうです。

特に子どもは音の高低差によって聞こえにくさがあったり、子音だけ聞き取れていないことも。

 

病院で精密に調べる方法もありますが、子どもにとってはちょっと難しいですよね。

 

▶︎ 自宅でできる簡単な聞こえチェック

遠くでお菓子の袋を開けてみて、子どもがその音に気づけばOK!

 

うちの末っ子は、私がこっそりお菓子を食べていてもすぐに気づきます(笑)

この反応があるなら、聞こえには問題なさそうで一安心です。

 

【2】言葉の発語は「引き出し作り」から

言葉の発達にはステップがあります。

最初のステップは「言葉の引き出しを増やすこと」。

 

▶︎ 具体的な声かけの工夫

「バナナだね」だけでなく、

黄色いバナナだね〜」「甘いバナナだよ」など、形容詞をつけて語彙を増やすのがポイント。

 

私は「バナナ」って言わせようと、わざとわからないふりをしていたことも…

泣いて訴えてるのに反応しなかったなんて、ごめんね末っ子…。

 

でもSTさんいわく、「末っ子ちゃんにはどんどん言葉を教えてあげて大丈夫!」とのこと。

発語のチャンスを奪わないように、しっかりインプットしてあげようと思います。

 

【3】「しゃかな」は筋力不足かも?口の発達も重要!

言葉を話すには、実は高度な口の筋力が必要。

(小1の現在も口の筋トレ中です)

赤ちゃん言葉(例:「さかな」→「しゃかな」)も、筋力が未発達なだけで心配ないそうです。

 

▶︎ 口の筋力を鍛えるには

適した年齢で、適した硬さの食べ物を食べる

 

奥歯を使ってしっかり噛むことが大事

 

例:かっぱえびせんなど細長いお菓子を奥歯で噛む練習(※必ず大人が手で持って!)

 

我が家の末っ子、白ご飯ばかり食べているのですが…

白ご飯はあまり噛まずに飲み込めてしまうため、筋力はつかないとのこと。

 

さらに、「噛む」という動きは口・舌・歯を同時に動かす運動なので、

手足を一緒に動かす練習にもつながるんだそうです。

将来的にはスポーツにも良い影響があるとか!

 

【4】日常の中で「一緒にやる」が言葉を育てる

言葉を増やすには、一緒に何かをするのがとても効果的です。

 

▶︎ おすすめは「実況中継しながらの家事」

「冷蔵庫から牛乳とって〜、コップ出して、注ぐよ〜」など、

普段の動作を言葉にするだけで、子どもにとっては大切な学びになります。

 

……とはいえ、実際は難しい!

うちでは牛乳の取り合いになるのが目に見えてます(笑)

 

だから、心に余裕があるときだけでもOK

できるときに、できる範囲で取り入れていこうと思います。

 

まとめ:言葉が遅くても焦らない!日常の中でできることから

 

言葉の遅れには、聞こえ、口の発達、環境などさまざまな要因が関係しています

焦らず「今できることをコツコツ」が大事なんですね。

 

療育に通って学んだことを、これからもシェアしていきます!